京都北山 ヤマシャクヤクの桟敷ケ岳 ’18.5.4 曇のち小雨
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10年ぶりの桟敷ケ岳のヤマシャクヤクを楽しんできた。でも、開花の咲き残りは数えるほどで、花の終わり寸前であったのだが残り物に福ありと思い直そう・・。
ヤマシャクヤク(ボタン科属) |
ヤマシャクヤクの花柱の先は少し曲がり、普通花柱は2~4個といわれるが3個が多いようである。茎の先に4~5cmの白花を上向きに1個咲かせて美しい。花弁は5~7個あり完全には開ききらない。なお、萼は普通3個つくといわれる。また、葉の裏はほとんど毛がなく白色を帯びる。
雌しべの花柱先は普通やや曲がる | 葉の裏はほとんど無毛だが白っぽい |
その他の野草類もいろいろ見られた。ノミノフスマ、エンレイソウ、ヨツバムグラたちもまだ咲き残っていた。だが、以前に見たのを覚えていたが、今回出会えなかったのがコケイランにラショウモンカズラの二種が残念だった。
クリンソウはこれからのよう | ヒメレンゲは満開が過ぎたよう | ルイヨウボタンはもう終焉 | ヤマルリソウの満開は長い |
ハクサンハタザオ満開 | ミヤマハコベの満開も長い | ニシノオオタネツケバナは終盤 | クルマムグラはこれから |
ムロウテンナンショウばかり咲く | ボタンネコノメソウ以下若い果実化 | キンシベボタンネコノメソウ果実へ | ネコノメソウの本家も果実化だ |
目についた樹木の開花は少なく、まだまだこれからとなるのだろう。でも、咲き終わりはキブシ、ウリハダカエデ、カナクギノキ、サルトリイバラ、ニガイチゴの終盤の花などが目につき、蕾は他にカマツカが山頂部あたりに多く見られたが、目につかなかったこれから咲いてくる他の種も多くあろう。。
ヤブデマリは咲き初めでこれから | 群落でなく単独で立ちカラスシキミ | ヤマツツジも終盤 | ||
蕾のタンナサフタギ | ヒロハゴマギも蕾 | ツタウルシも蕾だった |