アイナエとヒナノカンザシ ’18.8.26 猛暑

 20号台風後にまたまた酷暑日が続いている。そんな日の花巡りも辛いのだがサギソウ(ラン科サギソウ属) はまだ咲いているのだろうかと里山歩きに参加して頂いた皆様には厳しい酷暑の中で申し訳なかった。それでも何とか残花のサギソウは元よりいろいろな野草が見られたので、それなりにお楽しみいただけたと思うこととしよう・・。

 
サギソウ 

 そして、絶滅危惧種でもあるヒナノカンザシ(ヒメハギ科ヒナノカンザシ属)や珍しいアイナエ(マチン科アイナエ属)なども超希少種だが、猛烈な暑いなかなれども満開であった。サギソウは山歩きの中で方々で出会えるためにどなたでも知らない山人はいないくらいだろうが、次の二種を知っている花好き人もそうはいないだろう。ただ、いずれも花の大きさ約2~3mmという極小さな花のために猛烈な酷暑のなかでは花を見ていると、それだけで頭が痛くなるような気がしないでもなかった・・。↓の画像は大きくは見えるが可能な限りの拡大写真であることをお断りしておきたい。

 

 他にも黄花のヒメオトギリや ミカヅキグサに紫色のホザキノミミカキグサの残り花も見られた。そして、咲き初め花はヒツジグサだったが、池の遠くに咲いていたために写真は難しかったのが残念だったが、来年はスマホでなくしっかりとしたカメラ三脚も持参したいものだと反省だった。さすがに6月~7月には大繁茂していたオオフタバムグラだったが、その種は開花を終えた姿が立っていた。

 ご参加いただいた皆様、半端でないお暑い中でほんとにお疲れ様でした。この時期の設定ですが、これまでは夏季とはいえ花好きな方々であれば辛抱してもらえていたのですが、これも今年の異常気象のなせる業ということでご容赦願いたく思います。なお、今回の画像はお客様よりご提供いただいたものを使わせていただきありがとうございました。

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