西山のヤマナラシ ’20.4.8 晴のち曇

 今期3月はヤマナラシ(ヤナギ科ハコヤナギ属)の観察を4回行った。続いて4月度は雌花の果実化が進行してきたようだ。また雄花序は花粉を飛散させて早期に脱落してしまったようで、下から見上げていると枝先に何もなくなってすっきりとしていたのだ。結局これで今期は雄花序の花は撮れず仕舞いとなってしまった。この雄株の位置は来期までしっかりと記憶しておかねばならない。

 
ヤマナラシの果実化が始まって若い果実となり緑色に変色している  

 今回の画像も雌株につく若き果実ばかりである。↓左はそのUPで種子が出来立てほやほやであろう。たぶんこの種子は4月下旬頃になれば雌花序から種子に姿を変えて綿毛をいっぱいつけた様子が見られることだろう・・。そして葉の展開はいつ頃から始まるのだろうか。今月の観察も三~四回はこの樹に逢いに上がってきたいものだ。

         
 ヤマナラシの種子が出来たて     雌株の全体像、樹高は15m近いか・・?   緑色はさらに色濃くなって綿毛をまとうだろう  
2020年のヤマナラシ観察日 3/1ヤマナラシ樹肌冬芽  3/18ヤマナラシ冬芽  3/24ヤマナラシ開花  3/30ヤマナラシ雌花
〃   4/8ヤマナラシ雌花種子  4/15ヤマナラシ雄株    4/21ヤマナラシ新葉   

 本日はどちらへ進んでも方々の斜面においてコバノミツバツツジが大満開となって歓迎してくれていた。それにもうこちらは終盤なのだろうが、ヤマブキが最後の綺麗処でお出迎えでもあった。ヤマブキ(バラ科)が見られた後には、野草であるケシ科のヤマブキソウが後を追うように咲き誇ることだろう・・。この野草も楽しみの花なのだ。ニコ

     
 コバノミツバツツジ    ヤマブキ

 最後に本日の山野草の一部である。

         
 ミヤマハコベ    カキドオシ    カンサイタンポポ

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