西山夏花巡り ’20.8.14 晴

 真夏日から猛暑日と堪らない暑さに登山口まででバテ気味であった。こんな日に山へ向うなんて馬鹿げている。でも、樹林の中に入ればもう気持ちが変わってくるのが可笑しい・・。やっぱり野草類がチラホラと目に入るだけで、暑さを忘れて気持ちも和むというものだ・・。でも、見飽きた小花ばかりでどうしようもない・・。

         
ハダカホオズキ、淡黄色の鐘型の花と若い果実    タカサゴユリではなく、シンテッポウユリ    5弁花を密につけ花後実に棘をつけ散布手立て 
         
キッコウハグマはもう開花準備始まり~    ヘクソカズラ、葉を揉めば強い臭気からの名    ヤブランはシュンランの葉に似ることからの名 
        ヤブランとヒメヤブランの果実は黒い実をつけ、
葉が細くてヒメヤブランとよく似たリュウノヒゲは
果実の色が瑠璃色であることが相違点のひとつ
だろう 
    ヒメヤブランの葉は2~3mmと極細が特徴     

 木本類もいろいろと面白い観察ができるので、わたしにとっては暑さを凌ぐには都合がいい・・。

         
 今回はこのセンニンソウばかり咲いてた   クサギ、葉に悪臭があるのが名の謂れ    サネカズラの蕾、雌雄異株これは雄花だった 
         
カマツカの若き果実、果柄には皮目が目立つ    ブドウ科のエビヅルの未熟な果実   雌木しかないヤマコウバシだが実ができる 
         
ゴンズイの若い果実、秋に平開し、黒色の実が    タマミズキの実も秋に赤色で落葉後目立つ    コバノガマズミの幼果 、秋には真っ赤で美しい
         
ヒノキバヤドリギは檜に似るからの謂れ、希少種    ケアクシバに赤い実ができ始めてきた    葉の形が矢じりに似てるからの謂れヤノネシダ 

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