西山の花歩き ’20.10.6 曇

 西山で見られる数少ない花咲くリンボクの大木を訪ねた。しかし、この西山でのリンボクはA地が二度にC地が一度、そしてB地への訪問は三度目だったが、猛暑や降雨でようやく開花が見られたにしては、もう満開時季は過ぎていたという、なんとも無様な情けない観察行となってしまったのが、返す返すも残念だった。来年こそは真の満開百花繚乱時に出会いたいものである。ムネン・・

 
リンボク(バラ科バクチノキ属) 
     
花は雄しべが目立ち、総状花序の下に葉はつけない。実は翌年の5〜6月に紫褐色から黒紫色に熟す

 シラヤマギクの満開はそこそこ長く楽しませてくれるようだ。

 
シラヤマギク(キク科シオン属)シオン属は冠毛の長いG 
 
 舌状花の数は少ない。茎は茶褐色に色づくものが多い

 野草類ではとりわけマメ科の種が多くあって、花・葉に果実の比較等の観察歩きが楽しい。しかし、年によってそれらの草刈り被害で楽しみ半減も致し方ない・・。今年はノアズキにガガイモにサネカズラが草刈りだろう、姿がなかったのだ。秋には見事に色づく木本類の果実が多すぎ、ダラダラ長時間の原因だ・・。笑

         
ノササゲは花より、果実が鮮やかな紫色になってぶら下がり、その姿に惚れるカメラマンが多い    ヤブマメは紫と白のツートンカラーが可愛らしい 
         
 ツリフネソウは湿った所に群生して咲く   ツリガネニンジンは数段に輪生し、鐘形の花冠は淡紫色で山野で涼やかな光景を見せてくれる   
         
 トキリマメの果実は二つの艶ある黒い種を見せる   スズメウリの実は球形で灰白色に熟す    アオツヅラフジは秋に粉白を帯びた黒色に熟す
         
 コバノガマズミの光沢ある赤色は見事   ガマズミはやや暗赤色か    左の虫こぶ 、ガマズミミケフシ、タマバエ寄生
         
 ケアクシバの赤い果実も長く残り   モチノキ科で実が赤でなく黒いのはイヌツゲだけ    シキミの実は有毒で危険な果実、要注意!

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