愛宕山樹木の果実たち ’21.10.23 晴のち曇り

 つつじ尾根-愛宕山-三角点-スキー場跡-西尾根

 今日は冬の訪れを告げる近畿で「木枯らし1号」が吹きまくる昼前後に愛宕の稜線を歩くという、全くもって最悪な時間帯の愛宕へ登ってしまった。木枯らし1号は観測史上タイの早い時期だったとういうではないか。小雨も降りなんたる日に山靴を履いてしまったのか。これもしっかり事前に山の予報等を調べることもしなかったのがその原因だった。猛烈なる強風の中での撮影行となってしまったのだから、写真もまともな訳はない・・。涙

 それにつけても、どちらの山でも今年の植物達も異常な年のようで、果実も全くつけていることすらない樹種が何たる多いことか。なので裏愛宕を相当徘徊したのだが、見られたのは次の5種くらいしか目に入らなかった。トホホ

 モチノキ科モチノキ属 アオハダ

 モチノキ科の果実色はイヌツゲの黒以外みな真っ赤になる
 
アオハダ 樹皮薄く爪で剥がすと緑色の樹皮が見えることが謂れ

 バラ科リンゴ属 オオウラジロノキ

 葉や果実が近縁種ウラジロノキより大型からの名前
 
バラ科のオオウラジロノキの実はリンゴそっくりで美味でまだ大きくなる

 バラ科アズキナシ属 ウラジロノキ 

ウラジロノキの葉裏は白っぽく見えることからの名 
 
 バラ科のウラジロノキの実は鳥たちにはそう美味ではなさそう

 クスノキ科クロモジ属 カナクギノキ

 カナクギノキは釘ではなく、木肌が鹿の子模様からの名となった
 
カナクギノキの実は果軸が先端にいくほど太くなるのが特徴 

 バラ科カマツカ属 カマツカ

 材が固く、昔は牛の鼻輪に用いられたことから別名ウシコロシとも
 

バラ科のカマツカの実は美味で野鳥大好物、また果柄にいぼ状皮目多し 

 愛宕山旧スキー場内からの地蔵山と竜ヶ岳

 
昔には愛宕にもスキー場が有ったらしいが、その広場からの地蔵山に竜ヶ岳の眺め一望 

 愛宕神社へは10時半ころだったが、ストーブ小屋前に下がる温度計は6℃と、この温度計を見ただけで寒さに震えてしまったが、小屋のストーブには火はついてなかったのだ・・ブルブル

         
 愛宕神社    愛宕三角点    近場の水場は変わらず元気よし

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