西山の花歩き ’22.3..30 晴

 ようやく暖かくなってきたようだ。でもまだ三寒四温で寒の戻りは続きそうだが、HPの整理中の31日も北風が寒くヒーターが必要なのだ・・。結局この3月は西山ばかりで、他の山域へも足は向かわなかったのだ。それもこれもコロナ禍であり致し方ないだろうと、ネガティブな思考はよそうと思わざるを得ない。でも残念(涙)

 本日一番の花はウグイスカグラだった~。寒さの残る春けだし、雑木林の自然のなかで薄紅色の小さな可憐な花のウグイスカグラの微風に揺れるのを目にすると、気持ちも癒され毎年のことながら惚れ惚れする。この花に対峙しながら我が人生更に幸せあれ~と思えるほどなのだ・・。(笑)

 なお、ヤマウグイスカグラという種もある。単なるウグイスカグラはふつう全体が無毛だが、ヤマウグイスカグラの枝、葉、花には毛があるのが相違点だ。しかし、今回の↓画像の葉に白い毛が見えるが、これは葉の展開途中であり若葉や葉裏葉脈上には毛が残ることもあり葉の成長後には毛は消えるようで、無毛となるらしい。

 
ウグイスカグラの実は初夏には紅色で熟しほのかな甘みも素敵 

 本年の西山の野草類の遅き開花は待ちくたびれた。ようやくのそれらを羅列してみよう・・。

         
ナガバノタチツボスミレの茎葉は長く根生葉は心形で葉脈は紫色を帯びる    イヌガシ雌雄異株で雌花 
         
イヌガシの雄花は極端に密となり     ニワトコは接骨木とも・・    ニリンソウも咲き初め
         
 ミヤマカタバミもこれからのよう   ヤブコウジの赤い果実も長く残り~     シハイスミレの分布は西日本が中心
         
 ヒメカンスゲの葉は常緑で細く固い    まだ蕾のショウジョウバカマ    雌雄異株のヤマモモ雄花だが蕾
         
 さすがにクロモジは開花始まり    コバノミツバツツジも咲き初めとなり~    スモモモモモモモモのうち、早口言葉なり
         
葉柄の基部から花柄が伸びて咲かす    萼はアンズのように反り返らない    この欄の3花はスモモで葯は黄色 
         
 ヤマナラシは柳の仲間で落葉高木   雌雄異株の花の雌雄は見分けにくいが左が雌花で右が雄花であろう   

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