京都西山に咲く花 ’18.5.8 曇のち小雨

 今年も長岡京小沢渓谷源頭部に咲くサクラソウ科のクリンソウ群生地は華やかな別天地となってくれた。先月下旬にも出かけたのだが2~3輪の咲き初めだったので、ほぼ10日くらいで満開が広がったことになる。とりわけ本年の様子はこれまでになく最高の花の数のように思えるほどだった。幸いこの地のクリンソウは鹿の食害にも遭うことなく咲き誇っているのが嬉しい限りだ。

 
 満開のクリンソウ 咲き初めから10日ほどで満開となっている

 山野草類も大分咲いてきたようだ。

       
 マムシグサ 付属体棒状  オオマムシグサ 付属体棒状  コウライテンナンショウ 付属体こん棒状  ナルコユリ 蕾
       
 ハハコグサ 満開  キツネノボタン 満開  ヤブニンジン終わり今はヤブジラミ咲く 地味なイヌガラシも咲く 
       
 トウバナも雑草なみだが仲間多し ミヤマシラスゲの葉の縁は棘状   カサスゲも左同様水湿地に オオバノトンボソウはこれからだ 

 次は次第に開花も多くなってくる木本類としよう。

       
 エゴノキの開花始まり 谷筋で ヤブデマリの大満開中  野生化したポポーの花も満開だ モチツツジも満開広がり 
       
 コツクバネウツギは萼2~3個 ツクバネウツギの萼は揃いの5個   カマツカは終盤となっている コバノガマズミもほぼ終焉迎え 

 次は樹木の蕾で開花スタンバイ組である。

     
 タカノツメはこれから咲き始める  コアジサイ アジサイ属の装飾花なし ヤブムラサキはムラサキシキブより早し
     
 クマノミズキは対生だ 高木となるハリエンジュの蕾  ネズミモチの葉は透けない

 早くも果実をつけるものも~

     
 無毛のウグイスカグラ  カエデ一番手ウリカエデの実は目立ち ヒメコウゾの実もこの時季目立つ 

 まだまだ目についた花々はあったが、これくらいにとどめることとしたい。今後はこれからの各々の比較的珍しい状態に関心ももっての観察といたしたい。

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