希少種タシロラン咲く ’21.6.30 曇りのち雨

 明日から一週間は梅雨本番の予報が続いている。早朝よりタシロラン地へ急いだのだ。しかし、特に昨年よりその珍しい花は淋しかった。それにしても、やや出会いが早すぎたようだ。写真の出来栄えもこれまた冴えないのが悲しい。せめて正味の綺麗処は昨年の写真でご覧願いたい。(笑)

   タシロラン(ラン科トラキチラン属)  
九州で発見されて以来、府下では約50年見つ
らなかったが、近年近畿でも和歌山、奈良、三重
の各県、京都府などで発見されたとある。 
  タシロランの名の謂れは発見者田代善太郎に
ちなんだものと言われている。 
この花は大木の樹林内の落ち葉や朽ちた倒木
等の中に自生地を広げている葉緑素をまったく
持たない、これぞ菌従属栄養植物のようだ。
花の高さは20~50cmくらいである。
  RDB環境省カテゴリーは準絶滅危惧種であるほど超希少種だ。   

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