ポンポン山、春の花 ’21,3.1 晴のち曇

 暖かくなったり、寒さが戻ったりの繰り返しの日々が続く。そんな中、今日は下界では20℃とのことで、喜び勇んで裏山に向かおう。すると、結果良しだった。やりましたね~・・。西山で初見のなんと、セツブンソウの残花がどうにか待ってくれていたのだ。(笑顔) もちろん、この種はRDB京都府カテゴリーも『絶滅危惧種』の超希少種である。

 セツブンソウといえば、伊吹の大群生地は忘れられない。もちろん、福井県、新潟県等あちこちで見てはいたのだが、お膝元である西山でのセツブンソウの記憶はないのだ。ところが、突如として今年のお目見えなのだが・・?。
 もちろん、西山の「植物リスト」にも掲載はない。実は前回の2/14にも同地を訪れていたのだが、そのセツブンソウの開花はおろか、その株そのものも目にしなかったのだが、見落としたのだろうか・・?。いずれにしても、理由はどうであれ、この花がこれからは西山で毎年咲いてくれることを祈りたいものある・・。

 
西山で初登場のセツブンソウ(キンポウゲ科セツブンソウ属) 

 前回の2/14ではヤマシロネコノメも全然だったのだが、さすがに3月の声を聞けば、開花が大層進んでいてくれたから嬉しいかぎりであった。もちろん、こちらもRDB京都府カテゴリーでは『絶滅危惧種』の超希少種である。その地へ足を踏み入れるハイカーは、十二分なる『絶滅危惧種』についての知識を得たうえで、盗掘はもとより、踏みつけ等についても十二分なる注意を心がけたいものである。

 
ヤマシロネコノメ(ユキノシタ科ネコノメソウ属)  

 次はセリバオウレンがもう満開となっていた。   

 
セリバオウレン(キンポウゲ科オウレン属) 両性花

 今年三度目のフクジュソウ観察だったが、花にはもう葉が茂ってきている。

 
 

 当地のフクジュソウの正式名称は『ミチノクフクジュソウ』である。その根拠はいろいろあるのだが、↓中央画像では、花弁下の色違い部分が短いのが萼であるが、単なるフクジュソウは花弁と萼がほぼ同じ長さであることから、京都府のフクジュソウの正しい名称は『ミチノクフクジュソウ』と判明していると京都府RDBで表記しているようだ。

         
     ミチノクフクジュソウとの主たる判明理由部分    

 樹木の開花はマンサクしか目に入らなかったが、ツルシキミはまだまだツボミであり、ハンノキはもう花は終わっているようだったが、高木すぎて逆光でハッキリとは撮れなかったのが残念・・。

 
 マンサク(マンサク科マンサク属)

 相変わらずリョウブの丘で昼食として、野草巡りは後にした。

     
 ヤブコウジ実がまだ残り    ポンポン山頂は20人ほどが昼食中

2/25ユキワリイチゲ ホームヘ 3/11西山の花歩き 

3/15比叡山の早春花

inserted by FC2 system