西山の花歩き ’21.11.13 晴のち曇

 花情報をいただいたので腰を上げた。そこには終盤となってはいたがリュウノウギクが咲き、久しぶりのこの種にも出会えたのが嬉しかった。ただ、タラヨウの大木が多くあったのだが、こちらは雌雄別株のために今なら赤い果実がついているだろうと期待したのだが、残念ながら雄株ばかりで雌株には出会えなかった。機会をみて雌株を探し回ってみることとしたいが・・。さらには聞いたフユザンショウもしばらく出逢ってないとワクワクしながら探したのだが、場所違いのようで、今回は出会い叶えられずでシュンタロウだった。(笑)

 
リュウノウギク(キク科キク属) 頭花は2.5~5cmと大きく咲き
     
ときに淡紅色を帯びるこの花    総苞は長さ約7mmの半球形で、総苞片は3列に並ぶ 

 野草類の果実もわずかに目についた。

     
ツルリンドウもどうにか残っていた    ツルアリドオシも散見された 
     
 ヤブランは黒くにいよいよ完熟か   ジャノヒゲのびっしりの葉を分けるとまだ若き実が 

 お目当ての希少種フユザンショウは見つからなかったが、代わりによく見るイヌザンショウでもと撮ってみた・・。

 
イヌザンショウは葉や実に香りが少ないが 種子は黒く光沢あり美しい

 ムラサキシキブの仲間でもあるヤブムラサキの果実も秋の山歩きにはハッとするほど綺麗な実である・・。

 
見事なヤブムラサキの実も安らぎを覚える~ 

 ブドウタマバエなど実の中に種々の虫が寄生しているノブドウは食べる訳にはいかないが、その色とりどりの実の輝きは見事でもある。この種の葉の同定は難易度高いが、果実ができてくれば見分けは容易だ。もちろん、巻きひげが各節から出ることを知っておれば、果実のない状態でも同定可能だろうが、この点は初級者向きではないだろう・・。

         
    ノブドウ(ブドウ科ノブドウ属)     

 次の種は自然の山の中で出逢えることは容易ではなさそうだが、公園樹、街路樹などでは植栽される人気種だろう・・。

         
カクレミノ(ウコギ科カクレミノ属)     クロガネモチ(モチノキ科モチノキ属)   シャシャンボ(ツツジ科スノキ属) 

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